くれたけ歯科医院Blog
| 認知症の母と歯医者の私

認知症の母と歯医者の私

(2019年7月3日 7:22 AM更新)


母が口から食べてくれることを家族は、とても喜んでいます。ドクターは、母の顔色を一度も見ずに、血液検査の結果だけを説明しました。「この数値で心機能がかなり落ちているのがわかり、突然の心不全が考えられます。この数値が低いのでいくら食べても肝臓でタンパクを作れないので、食べていても摂取されていません。この栄養状態では、褥瘡もなかなか良くなりませんね」口から食べて美味しいと言ってくれる母の姿を毎日見るのが嬉しかったのに、ドクターは、「口から食べても無駄」って言ってる!?看護師さんが「先生それでどうしたらいいですか?」と質問してくれました。「どーしょうもないね」ドクターの言葉。高齢者の血液検査、何のために必要なんでしょうか?結果を見て策を講じることなし!これダメあれダメを説明するだけの血液検査。母の細くなった腕には、大きな内出血の痕が痛々しすぎました。いくら無駄と言われても口から食べて欲しい!その思いは、変わりません。


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